青森もやっとHOTな日が続くようになりました。
そんな中で(もう8月ですが!)シーズンインに入ろうとする時に
大きなトラブルに見舞われる方が多いです・・・
*ジェットの場合、シーズンオフが長く、基本的に古いタイプでも
メンテナンスをしない方がほとんどです。
*ゴム系、プラスチック系、ベアリング等、使用頻度が少なくても
時間の経過で劣化(古くなって素材が固くなり損傷する事)により
エンジン、ポンプ、シャフト系(駆動関係)に大きなダメージを
起こすことが結構あります。
◆今回は1200STX-R(2002モデル)
エンジンは掛るが、スロットルを開けて走ろうとすると止まるとの事
*まずはプラグを取り、1番の色がやばい感じで・・・
*次に圧縮比を計ってみると、1番はスカスカ!!!

良く見て行くと、オイルがいたる所にこぼれているのが見て取れるので
細かくチェックすると、1,2,3番ともホースが切れていました。
これにより焼き付け(エンジンを降ろしてバラス事に・・・

*エンジンルームにもオイルがかなり落ちています。

エンジンはこんな感じです。
1、2番は焼き付けています。

(こうなると、このタイプはシリンダーごと交換が必要です)
3番は何とか軽めでした。

*オイルホースが劣化により切れています。

シリンダーもこんな感じ

*こうなると結構な金額が掛ります。
*今部品をオーダーしているので(B/O無し)部品が届きしだい
組み込みをして、今週中にお渡しが出来ればと思っています。